こんにちは!
Duende PianoforteのRocoです。
今日は涼しくとても過ごしやすい天気ですね。(私が住んでいる所は雨模様なのです)
そんな心地良い中、バドパウエルのアルバムを聞きながら、このブログを書いております。
あっという間にM3まであと2日になりましたね。
無事にジャケットなども届き、ホッとしています。
さて、Discographyで曲の解説を簡単にKoyotakaがしてくれているので、ピアノのソロ曲のことなんかを少しお話できたら…と思っております。
今回、私が作ったピアノソロは三曲。
♪Awakening of Spring
♪C-Ballade
♪Weeping Cherry
どの曲も、それぞれカラーが異なり、なかなか素敵な曲に仕上がったんじゃないかな〜なんて思っております。
ジャズを全面に出すのではなく、クラシックをゴリゴリと弾くのでもなく、Duende Pianoforteのコンセプト、『ジャズとクラシックの中間的なピアノ演奏』を頭に置いていつも作曲するようにしています。
今回は、そのなかで、Weeping Cherryのことを少しお話できたら。
Weeping Cherryとは枝垂れ桜の意味になります。
私の実家は、郊外ののどかな場所にありまして、とても緑が多く、住宅街から一歩外に出るとそれはそれは景色が綺麗なんです。
帰省した際に、父に、近くの寺院の枝垂れ桜がとても綺麗だから観に行こうと、連れて行ってもらったのですが、都内と違って、大変静かでして。(お花見の人が一人もいないの)
厳かな寺院の入り口で、参拝客を待っていてくれるかのような、素晴らしい桜の木が咲いていたんです。派手ではないのですが、なんていうか…寂しそうだけど、凛とした桜。
もう時期的に散りかけていたのですが、その桜の花びらが舞う姿も美しくて、しばらく見入ってましたら、ああ、この桜を曲にしたいな…と思い、帰ってからすぐ作曲した曲なんです。
メロディーが先に浮かんできたので、その後、メロディーを弾きながら、しっくりくるコードを当てはめ、作曲していきました。
私はアナログ人間なので、すべて手書きなんです。笑
大まかな構成ができたら、そこからどんどんアレンジして、細かなパッセージや、ニュアンスを入れていきます。
自分で弾いていても、とても気持よく、ちょっぴり切ない曲が出来上がったなと思っています。
日々、皆さんストレスを抱えて、忙しい毎日を過ごされていると思います。
少しでも、そんな中でこの曲を聞いてリラックスしてもらえたらいいな。と言う願いを込めて録音しました。
もしお耳にする機会がありましたら、Rocoがあんなこと言ってたなぁ…なんて頭の片隅に思って頂きながら聞いてもらえたらとても嬉しいです。
追伸
写真は、私の相棒です。このピアノから、Duendeのピアノは作られています♪